こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【市場】についてです。
株ってどこにあるの?
株式会社ならどこでも買えるの?
なんの会社の株式でも簡単に買えるわけではありません!
- 市場って何?
- 色んなと市場のことが知りたい!
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次に進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
市場とは
市場(しじょう)とは、株式の売買が行われている場所のことを指します。
食品でも、魚や野菜などの市場があるのと、同じような意味合いです。
ただ株式に関しては、姿形がない商品を取引するため、原則足を運ぶ必要がありません。
次に、日本の市場を紹介します。
- 東京証券取引所
- 名古屋証券取引所
- 札幌証券取引所
- 福岡証券取引所
以上の4つの市場があります。
メインとなる市場は、東京証券取引所になります。
また、東京証券取引所の中でも、細かく4つに分かれています。
- プライム市場
- スタンダード市場
- グロース市場
- TOKYO PRO Market
❇︎TOKYO PRO Marketについては、プロの投資家用の市場になります。
また、市場で企業の株式が取引できるようになってる状態のことを、上場していると言います。
上場している株式は、証券口座さえあれば取引できるようになります。
それではそれぞれの市場を、順番に見ていきましょう👍
プライム市場
簡単に言うと、規模が大きく実績のある企業が多い市場です。
また、海外の人にも取引いただくように意識されている市場です。
そのため大抵の有名企業は、このプライム市場に属しています。
- トヨタ自動車
- ソニー
- 三菱UFJ など
プライム市場は、規模が大きい会社の市場なんですね
昔は東証1部と呼ばれていた会社が多いです
スタンダード市場
スタンダード市場は、プライム市場の審査基準に満たさなかった企業が属しています。
ただ投資対象としては、十分な水準を満たしている市場でもあります。
中には、有名な会社もスタンダード市場に属しています。
- 日本マクドナルド
- セリア
- 大正製薬 など
グロース市場
簡単に言うと、知名度こそまだまだだが、今後大化けする可能性もある企業が多く上場している市場です。
新しく上場する株式は、東証の場合、グロース市場が多いです。
- メルカリ
- ブシロード
- ライフネット生命 など
海外の市場
市場があるのは日本だけですか?
いえ、世界中に株式市場はあります!
市場があるのは、日本だけではありません。
米国や欧州はもちろん、中国やインドにもあります。
では、いくつか海外の市場を紹介していきます👍
米国
- ニューヨーク証券取引所
- ナスダック
ニューヨーク証券取引所は、世界最大の取引所で、P&GやVisaなどが上場しています。
また、日本の企業も上場しています。
❇︎詳しくは、外株編でご説明します。
ナスダックは、日本のグロース市場に近い新興企業の市場です。
ただ、AppleやAmazonのような有名な企業も多く上場しています。
欧州
- ロンドン証券取引所
- フランクフルト証券取引所
- ユーロネクスト・パリ
ロンドン証券取引所は、イギリスにある取引所で、ユニリーバやアストラゼネカなどが上場しています。
フランクフルト証券取引所は、ドイツの取引所であり、BMWやアディダスなどが上場しています。
ユーロネクスト・パリは、フランスの取引所であり、ルノーやLVMHなどが上場しています。
アジア
- 上海証券取引所
- 香港証券取引所
- ボンベイ証券取引所
他にも韓国やマレーシアにもありますが、証券取引所の規模の大きさでいくと、上記の取引所が有名です。
上海証券取引所は、中国本土にある取引所で、本土の人しか取引できない株もあります。
誰でも取引できる中国株としては、香港証券取引所が有名です。
また、ボンベイ証券取引所は、インドの取引所で、現状は取引できる証券会社は少ないですが、今後の成長次第では取引が盛んになる市場とも期待されています。
まとめ
- 株を取引するのに、市場という場所がある
- 日本には、4つの取引所があり、東京ではさらに4つに区分されている
- 株式市場は、日本だけでなく海外にもある
今回は、【市場】について説明していきました。
株式を取引する上で、大前提で知っておいてほしい内容でした。
次回は、【銘柄コード】について説明していきます。
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