【11月権利付】株主優待&高配当銘柄ランキング – 投資の参考に!

finance 5時間目 日本株紹介

*投資は、自己責任原則というルールがあります。

*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。


はじめに

11月は多くの投資家にとって重要な月となります。株主優待の権利確定月として知られ、様々な特典を手にすることができます。本日は11月に関連する株式市場の動向や、注目すべき株主優待銘柄についてお話していきます。配当利回りの高さや、ユニークな特典内容など、投資の際の参考になる情報を提供していきます。

株主優待ランキング

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まずは11月に権利確定する株主優待銘柄のランキングから見ていきましょう。配当利回りと優待利回りを合わせた総合的な利回りで、人気の高い銘柄がランキング形式で紹介されています。

総合利回りトップ3

1位は自社商品の購入割引券の利回りが19.23%と最も高い銘柄となっています。2位はプレミアム優待倶楽部のポイントサービスで配当利回り5.24%、3位はオリジナルQUOカードの利回り4.34%と続きます。

このように、上位には高い利回りを誇る銘柄が名を連ねています。自社商品の割引や、ポイントサービス、金券などのユニークな優待内容も人気の理由となっています。

QUOカードや金券優待

ランキングを見ると、QUOカードやギフトカード、商品券などの金券優待が目立ちます。長期保有すれば優待内容が拡充される銘柄もあり、投資に対するモチベーションが高まります。

銘柄名優待内容配当利回り
トーセイ自社ホテル宿泊割引券3.27%
アスクル通販サイト利用クーポン1.89%
串カツ田中HD自社店舗食事優待券1.34%

金券優待は使い勝手が良く、実質的なメリットを受けられるため人気が高いようです。

優待権利確定月

11月が優待権利確定月の主な時期ですが、それ以外の月も存在します。5月や随時権利が付与される銘柄もあり、投資タイミングを計る必要があります。

優待内容や権利確定月など、詳細を確認して自分に合う銘柄を選ぶことが重要でしょう。長期保有を前提にした投資を検討するのも一つの選択肢です。

11月の株式市場動向

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続いて、11月の株式市場全体の動向を見ていきましょう。個別の銘柄の値動きに加え、市場の雰囲気を掴むことも投資に役立ちます。

注目された銘柄

11月の株式市場で注目を集めたのは、半導体関連や好業績を残した企業の銘柄でした。日本特殊陶業は半導体需要の高まりで増益増配を発表、コムチュアはDX需要を取り込み過去最高益を更新するなど、業績の良さが評価されました。

一方で、クラウドソリューションや再生可能エネルギー関連の企業も高い業績を残しています。時代の変化に合わせたビジネスモデルが支持された形となっています。

株価指数の動き

日経平均株価は前月比で続伸し、約8.5%上昇して3万3486円89銭で終えました。主力株や好決算銘柄に買いが入り、底堅い展開が見られました。

ただし、米国のインフレ動向への不透明感から、日本株の上値は重い雰囲気にありました。上昇幅は2020年11月以来の大きさとなりましたが、利上げ観測の高まりもあり一服地合いも窺えます。

国内外の経済見通し

  • 米国: 緩やかな減速が見込まれる
  • 欧州: 低成長が続くも財政支援で腰折れは避けられそう
  • 日本: インバウンド増加や経済対策で緩やかな回復期待
  • 中国: 小幅な減速で拡張財政の効果が期待される
  • 豪州: 利上げの影響で個人消費が弱含み、緩やかな減速予想

世界的には減速傾向にあるものの、国内景気の下支えが期待されることから、株式市場への影響は限定的との見方もできそうです。

注目の株主優待銘柄

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ここからは、11月に権利確定する株主優待銘柄の中から、特に注目すべき銘柄を紹介していきます。高配当や個性的な優待内容など、投資対象として魅力的な銘柄を厳選しました。

タマホーム

戸建て分譲住宅の大手であるタマホームは、配当利回り6%を超える高利回り銘柄です。100株以上保有でQUOカード500円分を受け取れ、さらに3年以上の継続保有でQUOカード1,000円分に拡充されます。

業績も好調を維持しており、過去最高益を更新するなど株主還元に熱心な企業と言えます。株価も右肩上がりの上昇トレンドが続いています。

FPパートナー

証券会社の支援業務などを行うFPパートナーは、今回から株主優待を拡充しました。100株以上保有でQUOカード1,000円分を受け取れるようになり、投資家の関心が高まっています。

利回りも高水準の5.3%と魅力的で、底堅い業績が期待できます。フィンテック分野での事業拡大にも注目が集まる有望銘柄です。

ラクト・ジャパン

乳酸菌などのサプリメント製造販売を手掛けるラクト・ジャパンは、個性的な株主優待が人気の理由となっています。100株以上で自社製品10点セットの他、保有期間に応じてカタログギフト(最大5千円相当)も選択できます。

健康志向の高まりから業績拡大が見込まれるだけでなく、3年以上の継続保有者にはさらに特典が用意されており、長期的な視点でも魅力的な銘柄と言えるでしょう。

11月権利付き株の動向

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続いて、11月に権利付きとなる株式銘柄の値動きを振り返ってみましょう。株主優待以外の要因も加わり、様々な動きが見られました。

プラス材料を反映した銘柄

アヲハタ(2830)は同社製品の催事販売が好調だったことから株価が上昇しました。アークス(9948)はリンゴジュースなどの自社製品の優待内容が好感され、物語コーポレーション(3097)はフルーツサンドの優待が評価されました。

ヒューリック(3003)は商品を選べる魅力的な優待が買われ、FPパートナー(7388)は優待拡充を好感される展開となりました。このように株主優待が支援材料となった銘柄が多くみられました。

マイナス材料で下落した銘柄

一方、propertytech(3644)は決算が嫌気されて大幅安となりました。ハニーズホールディングス(2766)は業績不振で株価が下落しました。川口化学工業(4624)も業績見通しの下方修正で株価が重くなりました。

このように11月権利付き銘柄の中にも値動きの振れ幅が大きい銘柄が散見されました。優待内容以外の要因にも目を配る必要がありそうです。

他の投資情報誌の特集

投資情報誌の11月号では、株式投資に役立つ様々な特集が組まれていました。株の基礎知識から高配当銘柄、人気の米国株まで幅広く紹介されており、投資のヒントが満載です。

また、上場企業約4,000社の理論株価が掲載されるなど、詳細なデータも参考になります。投資を検討する際の一助としてこうした情報誌を活用するのも良い選択肢でしょう。

まとめ

11月は株主優待の権利確定月として、投資家から大きな注目を集める時期となっています。今回は高配当や個性的な優待内容を持つ銘柄を中心に取り上げ、株式市場全体の動向についても触れてきました。

株主優待は長期保有の大きなインセンティブとなります。自分に合った優待内容を持つ銘柄を選び、企業の業績や株価動向も踏まえて投資判断を行うことが肝心です。また、株式市場全体の状況も意識しながら投資を行うことで、リターンを最大化できるかもしれません。

今後も引き続き株式投資に関する有益な情報を発信していく所存ですので、ご期待ください。


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