こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【成行・指値】についてです。
買うときは、新聞に書いてある値段で買えるの?
海外の株を買うのに、起きていないといけないの?
値段を指定することはできますが、現在の値段でしか買えません!
- いつの値段で買えるの?
- 値段の指定はできるの?
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして【1時間目】へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
買うときの値段
株価や株数まで理解できたら、次は買うときの値段です。
スーパーなどに買い物に行くと、分かりやすく『1個100円』とかって書いてありますよね?
株は、相場が動いている時間(場中と言います)は、常に値段が上下しています。
そのため、注文を出すその瞬間に値段が決まります。
じゃあ希望の値段で買えないの?
値段を指定して買うこともできます!
取引をするときには、成行か指値を指定します。
それでは、順番に見ていきましょう👍
成行
成行は、値段よりも時間を優先する取引方法です。
つまり、上記で説明した注文を出した瞬間の値段で買う方法に近いです。
正確には、買う場合の成行注文では、売る注文を出している人の1番先頭の人の値段で買います。
…ややこしいですね💦
もう少し噛み砕いてお伝えします!
売り注文 | 現在の株価 | 買い注文 |
---|---|---|
1300円 | ||
1200円 | ||
1100円 | ||
1000円 | ||
900円 | ||
800円 | ||
700円 |
上記のような注文一覧を見られるものを、板と言います。
この状態で買いの成行注文を出すと、現在の売り注文の先頭が1100円のため、1100円で買うことになります。
また、売りの成行注文の場合、900円で売ることになります。
指値
成行は理解できた!
でも思わぬ株価で買うことにならないの?
値動きが大きいときは、高値で買ってしまうこともあります
そんなときには、指値注文です!
指値は、希望の値段を指定できる取引方法です。
先程の板で考えると、1000円の株価に対して、900円や800円の注文を出している事がわかります。
「まだ下がるよね」
「下がったところで買いたい」
そんな人は、指値注文がおすすめです。
また、値動きが激しいときには、あえて株価よりも少し高い値段で注文を出したりもします。
そうすることで、予想よりも高い値段で買うことを防げます。
指値の場合、必ず指値した以上の値段で買うことはありません!(売りの場合は反対)
まとめ
- 現在の値段以降の値段でしか買えない
- 成行と指値があり、それぞれにメリット・デメリットがある
今回は、【成行・指値】について説明していきました。
上記の2点について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
次回は、【取引時間】について説明していきます。
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