【#6】参考指標

1時間目 株式

こんにちは!元証券マンの教室 です。

今回は、【参考指標】についてです。

Aさん
Aさん

ニュースでよく見る日経平均って何?

Bさん
Bさん

市場全体の良し悪しが知りたい!

元証券マン
元証券マン

勘違いされやすいテーマなので学んでいきましょう!

  • 日経平均とは?
  • 売買に参考にできる指数が知りたい!

これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍

「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!

*投資は、自己責任原則というルールがあります。

*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。

参考指標とは

流れとして、以下の順番になります。

  • 日経平均株価
  • TOPIX

それでは順番に見ていきましょう👍

日経平均株価

Aさん
Aさん

ニュースでよく見る日経平均って何ですか?

元証券マン
元証券マン

相場を把握するのに大切な指標です!

日経平均株価とは、日本経済新聞社が選定した株の指標になります。

選定される株式は、東証プライム市場に上場している会社のみで、225社採用されます。

そのため、日経225とも呼ばれます。

選定基準は、大きく2つあります。

  • 流動性が高い
  • 業種のバランス

採用されている銘柄は、有名な企業ばかりですが、株価は様々です。

そのため日経平均株価の値動きは、値がさ株(株価の高い株)の影響が受けやすくなっています。

また、採用されている銘柄の影響度を、寄与度という形で発表されています。

値がさ株で有名な、ファーストリテイリング(9983)は、約10%の寄与度があることも…。

また採用されている225社は固定ではなく、定期的な見直しがあります。

TOPIX

Bさん
Bさん

他にも参考になる指標はありますか?

元証券マン
元証券マン

代表的なものにTOPIXがあります!

TOPIXは、東証株価指数と呼ばれており、2022年4月以前に東証一部に属していた全ての銘柄の平均指数になります。

4月より市場編成があり、段階的に時価総額100億未満の企業は低減していきます

日経平均株価と比べると、採用銘柄数が多いため、より市場の動きを把握しやすいと言われております。

ただ、日経平均株価が値がさ株の影響があったのに対して、TOPIXは時価総額の大きい株の影響が大きくなります。

 

結局のところ、どちらも大切です。

ただ私の場合は、TOPIXの方が市場の動きを掴みやすく、参考に見ることが多かったです。

Aさん
Aさん

指標が上がれば、市場は良いってことですか?

元証券マン
元証券マン

必ずではありませんが、参考にする程度なら問題ありません!

海外の参考指標

Bさん
Bさん

海外にも参考指標はあるの?

元証券マン
元証券マン

いくつかあります!

米国

米国の参考指標は、代表的なもので以下の3つあります。

  • S&P500
  • NASDAQ
  • NYダウ

S&P500は、S&P社がニューヨーク取引所やNASDAQに上場している銘柄の中から、500銘柄を採用している指標になります。

米国市場を把握するのに、うってつけです。

 

NASDAQは名前の通り、NASDAQに上場している全銘柄を採用している指標です。

NASDAQは、比較的ハイテク関連が多いため、ハイテク業界の動きを把握するのに適しています。

 

NYダウは、ダウ・ジョーンズ社が各業界30銘柄を採用している指標です。

採用銘柄数は少ないものの、市場全体を把握しやすい指標になります。

中国

中国の代表的な参考指標は、以下の2つがあります。

  • 上海総合指数
  • 香港ハンセン指数

上海総合指数は、上海証券取引所に上場するA株とB株全ての銘柄の平均指数です。

中国本土市場の、全体の動きを掴むのに適しています。

 

香港ハンセン指数は、香港証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額が大きい大手企業を中心に採用されている指数です。

採用数は多くありませんが、採用銘柄だけで香港証券取引所の約70%を占めるそうです。

まとめ

  • 日本の参考指標は、日経平均株価とTOPIX
  • 海外にも代表する参考指標がある

 

今回は、参考指標について説明していきました。

上記の2点について、理解いただけたらこの回は問題なしです!

次回は、【チャート】について説明していきます。

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