こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【配当】についてです。
配当は利益なの?
どれくらいもらえるの?
配当は株主の権利です!
- 配当とは?
- どのくらいもらえるのか?
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
配当
配当とは、株式を保有しているともらえるお金のことです。
企業は売上を伸ばすことを目指していますが、稼いだ資金を貯金すると税金で持っていかれます。
そこで株主に還元する形で、配当が支払われることがあります。
そのため、全ての銘柄で配当があるわけではありません!
全部ではないんですね
貯めずに設備投資などに回す会社もあるからです!
配当に関する言葉を、いくつか紹介します👍
単語 | 意味 |
---|---|
配当利回り | 株価に対して配当が出る金額を%で表したもの |
配当性向 | 当期純利益のうち配当が出ている割合 |
増配 | 以前より配当の金額が増えること |
減配 | 以前より配当の金額が減ること |
また配当は、年2回に分けて支払われることが多いです。
そのため、権利月が半年に1回あります。
⚠️ただし、年4回や年1回の株もあるので注意!
配当金額
配当は、銘柄によって様々です。
配当利回り1%以下もあれば、10%以上出す株もあります。
ただし株価が下がってしまうと、配当をもらっても損してしまいます。
個人的には、2〜4%くらいの利回りの株がいいと思っています。
また業種に偏りがないようにするのも、良いかと思います。
金融関連や商社などは、比較的高めの配当を出しています。
うまく組み合わせながら、運用するのも大事です!
注意点
配当をもらうにあたって、いくつか注意点があります。
- 権利付・権利落
- 約束されていない
では順番に紹介していきます👍
権利付・権利落
配当は、権利月の月末まで保有することで権利が得られます。
そのため、権利月の最終営業日より3営業日前が権利付最終日になり、その翌日が権利落日となります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
2022年11月で例を挙げると、11月の最終営業日が30日になります。
そのため、権利付最終日は28日なり、権利落日は29日になります。
つまり28日に保有すれば、配当は受け取れます。
ただし、権利落日に株価が下がることがあります。
それは、配当取りで売る人がいるからです。
必ず下がるわけではありませんが、可能性があることだけは理科しておきましょう。
約束されていない
配当は、必ず出るものではありません。
各企業は、決算時などに配当について発表します。
ただし、その時に経営状況などによっては、減配や無配になることもあります。
連続増配など期待されている銘柄の減配や無配は、大きい株価下落に繋がることもあります。
海外の株式
海外の株にもあるの?
日本と同様にあります!
米国も中国も、配当はあります。
ただ、日本と同じく全ての株にあるわけではありません。
また、配当の回数も違いがあります。
- 米国…年4回が多い
- 中国…年1回が多い
国によって配当に対する考え方が違うため、支払い回数にも差があるのかもしれません。
まとめ
- 配当は、利益ではあるが注意も必要
- 全ての株に、配当があるわけではない
今回は、【配当】について説明していきました。
上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
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