【#10】配当

1時間目 株式

こんにちは!元証券マンの教室 です。

今回は、【配当】についてです。

Aさん
Aさん

配当は利益なの?

Bさん
Bさん

どれくらいもらえるの?

元証券マン
元証券マン

配当は株主の権利です!

  • 配当とは?
  • どのくらいもらえるのか?

これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍

「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!

*投資は、自己責任原則というルールがあります。

*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。

配当

配当とは、株式を保有しているともらえるお金のことです。

企業は売上を伸ばすことを目指していますが、稼いだ資金を貯金すると税金で持っていかれます。

そこで株主に還元する形で、配当が支払われることがあります。

そのため、全ての銘柄で配当があるわけではありません

Aさん
Aさん

全部ではないんですね

元証券マン
元証券マン

貯めずに設備投資などに回す会社もあるからです!

配当に関する言葉を、いくつか紹介します👍

単語意味
配当利回り株価に対して配当が出る金額を%で表したもの
配当性向当期純利益のうち配当が出ている割合
増配以前より配当の金額が増えること
減配以前より配当の金額が減ること
配当に関する言葉

また配当は、年2回に分けて支払われることが多いです。

そのため、権利月が半年に1回あります。

⚠️ただし、年4回や年1回の株もあるので注意!

配当金額

配当は、銘柄によって様々です。

配当利回り1%以下もあれば、10%以上出す株もあります。

ただし株価が下がってしまうと、配当をもらっても損してしまいます。

 

個人的には、2〜4%くらいの利回りの株がいいと思っています。

また業種に偏りがないようにするのも、良いかと思います。

金融関連や商社などは、比較的高めの配当を出しています。

うまく組み合わせながら、運用するのも大事です!

注意点

配当をもらうにあたって、いくつか注意点があります。

  • 権利付・権利落
  • 約束されていない

では順番に紹介していきます👍

権利付・権利落

配当は、権利月の月末まで保有することで権利が得られます。

そのため、権利月の最終営業日より3営業日前が権利付最終日になり、その翌日が権利落日となります。

2024年12月
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23242526272829
3031  

2022年11月で例を挙げると、11月の最終営業日が30日になります。

そのため、権利付最終日は28日なり、権利落日は29日になります。

つまり28日に保有すれば、配当は受け取れます。

 

ただし、権利落日に株価が下がることがあります。

それは、配当取りで売る人がいるからです。

必ず下がるわけではありませんが、可能性があることだけは理科しておきましょう。

約束されていない

配当は、必ず出るものではありません

各企業は、決算時などに配当について発表します。

ただし、その時に経営状況などによっては、減配や無配になることもあります。

連続増配など期待されている銘柄の減配や無配は、大きい株価下落に繋がることもあります。

配当目当てでも、常に決算などで配当の状況を確認する

海外の株式

Bさん
Bさん

海外の株にもあるの?

元証券マン
元証券マン

日本と同様にあります!

米国も中国も、配当はあります。

ただ、日本と同じく全ての株にあるわけではありません。

 

また、配当の回数も違いがあります。

  • 米国…年4回が多い
  • 中国…年1回が多い

国によって配当に対する考え方が違うため、支払い回数にも差があるのかもしれません。

まとめ

  • 配当は、利益ではあるが注意も必要
  • 全ての株に、配当があるわけではない

 

今回は、【配当】について説明していきました。

上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!

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