こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【利率】についてです。
債券はどうやって利益を取るの?
債券の魅力は?
債券で大事な利率についてお伝えします!
- 債券の利率とは?
- 債券投資の魅力
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
債券の魅力
株や投資信託とはどう違うの?
株などに比べてシンプルです!
債券の魅力は、いくつかあります!
- リターン(利益)が決まっている
- ローリスク
- シンプルな仕組み
では順番に紹介していきます👍
リターン(利益)が決まっている
基本的な債券は、利率が決まっており、利益分が予め分かります。
⚠️一部例外あります。
そのため望む利益分に対して、投資金額を決めればリターンが計算できます。
ただ反対に、どれだけ相場が良くても、決まったリターン以外はほとんど期待できません。
シンプルな仕組み
債券の仕組みは、シンプルです。
償還日が決まっており、その間に利息が日払われるのが基本的な仕組みです。
株式や投資信託のように、債券にも日々の上下はあります。
ですが償還時に元に戻るため、日々の動きに左右されにくくなります。
ローリスク
債券は、株や投資信託に比べてリスクが低くなります。
それはリターンが小さく、作りがシンプルだからです。
ただ、リスクがないわけではありません。
投資する前には、しっかりリスクを確認してからにしましょう。
債券の仕組み
債券ってそもそも何なの?
発行体が資金調達のために発行するものです!
債券は、国や企業などが資金調達のために発行するものです。
国が発行するものを国債、企業が発行するものを社債と呼びます。
債券は、発行する際に目的が決められており、償還日(満期日)も設定されています。
そのため株式と違い、償還日には額面金額が元に戻って支払われます。
✴︎例外あり
また株式や投資信託同様に、途中売却も可能です。
ただし償還日前の売却は、額面(債券の値段)が保証されていないため、損をする場合があります。
他にも、外貨建ての債券(外国債)や、利息のつかないゼロクーポン債のような債券もあります。
それぞれにリスクが追加され、債券の中でも高リターンな商品が販売されていたりします。
利率の決まり方
利率は、リスクが高ければ高利率であり、リスクが低ければ低利率になります。
リスクといっても、いくつか種類があります。
- 年数
- 発行体の安全度
- 仕組みを複雑にする
では順番に見ていきましょう👍
年数
年数は、償還までの期間が長ければ高リスク、短ければ低リスクです。
単純に皆さんが友達にお金を貸すとします。
明日返してくれる人と、10年後に返す人では、明日の人の方が貸す側が安全ですよね?
債券も同じです。
発行体の安全度
これも簡単に説明します。
国が発行する国債と、企業が発行する社債であれば、破綻する可能性はどちらの方が高いでしょうか?
もちろん社債の方が、破綻の可能性が高いですよね。
そのため、潰れる可能性が高いと高リスク、低いと低リスクになります。
仕組みを複雑にする
普通の債券に追加でリスクを加えることで、利率を高くすることがあります。
例えば、為替リスクを加えた外国債や、返済の順番が後回しになる劣後債などがあります。
✴︎後日詳しく説明します。
債券を買う側にとって、仕組みが複雑になればなるほどリスクが高くなります。
まとめ
- 債券はローリスク・ローリターン
- 利率は固定のものが多く、安定して受け取れることがメリット
今回は、【利率】について説明していきました。
上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
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