こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【額面金額・発行価格】についてです。
債券の最低金額は?
安く買うことはできないの?
債券も商品によって値段が変わります!
- 債券の最低売買金額について
- 額面金額・発行価格とは?
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
額面金額・発行価格
債券の値段は、額面金額と発行価格によって決まります。
額面金額
額面金額とは、満期時(償還時)に支払われる値段のことを指します。
基本的に、額面は100円で表されることが多いです。
発行価格
また発行価格(単価)は、購入時に額面金額に対して支払う値段のことを指します。
使い方としては、額面100円に対して発行価格100円のように表記されます。
額面は発行時に決まり、満期まで固定です。
逆に発行価格は、満期までの間に常に上下します。
額面に対して発行価格が下の場合をアンダーパー、発行価格が上の場合をオーバーパーと呼びます。
ややこしいですね…。
例を挙げて説明します!
アンダーパーの場合
- 額面金額 100円
- 発行価格 95円
- 買付単位 100万円
上記の場合、1口100万円ですが、発行価格が95円です。
そのため95万円で買い付けることになります。
また、満期時には100万円で支払われるため、利金以外にも利益を取ることができます。
オーバーパーの場合
- 額面金額 100円
- 発行価格 105円
- 買付単位 100万円
上記の場合、1口100万円ですが、発行価格が105円です。
そのため105万円で買い付けることになります。
つまり、満期時には100万円で支払われるため、満期まで保有すると損をすることになります。
売却時の額面金額・発行価格の関係性
株式や投資信託同様に、債券も途中売却が可能です。
ただし、満期までは常に単価が上下しています。
そのため、買付時よりもアンダーパーの時に売却をすると、損をすることがあります。
その反対に、オーバーパーの時に売却をすれば、利益になることもあります。
ただし債券で得られる値上がり益は、あまり大きくは期待できません。
買うときと売るときの価格も大事ですね!
価格と利率を含めて利回り表記されるよ!
まとめ
- 額面金額は、満期時の値段
- 発行価格は、取引するときの値段
今回は、【額面金額・発行価格】について説明していきました。
上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
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