こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【分配金】についてです。
投資信託に配当はあるの?
分配金って何?
配当に似ていますが別物です!
- 分配金って何?
- 配当や利金はどうなっているのか?
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
分配金とは
分配金とは、投資信託において運用益の一部を分配する資金のことを指します。
つまり、株の配当や債券の利金のように得られるお金に似ています。
ただ分配金は、理解されていない方が多いものでもあります。
仕組みから落とし穴まで、しっかり紹介していきます!
似ているけど違うもの…。
この後詳しく説明していきます!
分配金の仕組み
分配金は、運用会社が株や債券などに投資をし、そこで得た利益などを還元するのが基本です。
そのため売買益だけでなく、配当や利金なども運用益に含まれます。
分配金には、2つ種類があります。
- 普通分配金
- 特別分配金
では順番に紹介していきます👍
普通分配金
普通分配金は、運用益より支払われる分配金になります。
つまり、受け取った分配金は利益であり、配当と同じく税金がかかります。
普通分配金であれば、配当や利金と同じ考えでも問題ありません。
特別分配金
特別分配金は、元本を削って支払われる分配金になります。
つまり、投資した資金が戻ってきただけになりますので、税金はかかりません。
この特別分配金を、利益と勘違いしている方が多いです!
分配金の落とし穴
利益じゃないのに支払うんですね
固定で決められている場合が多いです
投資信託の中でも、注意の必要な分配金の出し方をする商品を紹介します。
毎月分配型
その名の通り分配金を毎月支払う投資信託のことを指します。
毎月支払われることを良しとして、分配金の内訳を確認しない方が多いです。
特別分配金が毎月でていても、運用はうまくいきません。
分配金額が固定
支払われる分配金の金額が、初めから決まっている投資信託があります。
特に毎月分配型のものに多いです。
固定だから悪いわけではなく、これも内訳が大切です。
そのため普通分配金で受け取ろうと思うと、運用で利益を稼がなければなりません。
しかし運用で得られる利益は、固定では望めません。
そうなると分配金を固定にするのは難しいですよね…。
基準価格が、10000円割れしている商品には注意⚠️
まとめ
- 分配金は、運用会社から支払われるもの
- 普通分配金と特別分配金がある
今回は、【分配金】について説明していきました。
上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
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