【#6】委託会社・受託会社

2時間目 投資信託

こんにちは!元証券マンの教室 です。

今回は、【委託会社・受託会社】についてです。

Aさん
Aさん

前回の話で出た委託会社って何?

Bさん
Bさん

証券会社との違いは?

元証券マン
元証券マン

それぞれに役割があります!

  • 委託会社・受託会社とは
  • それぞれの役割

これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍

「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!

*投資は、自己責任原則というルールがあります。

*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。

委託会社と受託会社

委託会社

投資家の代わりに運用をする会社で、運用会社とも呼ばれます。

投資信託のファンドマネージャーは、委託会社に属しています。

 

実際に運用をする会社ではないので、運用についての指示を受託会社にします。

そのため受託会社や販売会社に比べて、投資信託のキーである言っても過言ではありません。

Aさん
Aさん

委託会社は指示だけなのね

元証券マン
元証券マン

運用について考えてくれる会社ですね

受託会社

受託会社とは、ファンドが持つ資産を管理している会社です。

販売会社(証券会社)より、投資家の資金を預かり、委託会社の指示に従って市場で取引をします。

 

つまり資産の保全がメインとなる仕事のため、信託銀行が該当します。

また信託銀行は、投資信託の受託以外にも、株式の保管(電子化できていない株券)なども行なっています。

Bさん
Bさん

受託会社は管理なんですね

元証券マン
元証券マン

それぞれに大切な役割があります!

  • 販売会社…証券会社などの投資家の売買を受ける会社
  • 委託会社…ファンドの運用を考え、受託会社に指示をする会社
  • 受託会社…委託会社の指示を受け、投資家からの資金を管理・運用する会社

ちなみに証券会社や銀行の販売会社は、無責任にも運用については無関係です。

それぞれの会社で分業しているため、信託報酬は3社に支払うことになっています

まとめ

  • 委託会社は、運用方針を決めて、受託会社に指示する会社
  • 受託会社は、委託会社の指示を受けて、資産の管理・運用する会社

上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!

 

また今回の内容は理解できていない方が多く、販売会社である証券会社や銀行の窓口に質問される方が多いです。

そのため運用の方針・投資信託内の銘柄入れ替えなどは、委託会社が作成しているレポートを参照しましょう。

もちろん投資信託のレポートは、無料で誰でも読むことができます。

またレポート以外にも運用報告書などもあります。


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