こんにちは!元証券マンの教室 です。
今回は、【委託会社・受託会社】についてです。
前回の話で出た委託会社って何?
証券会社との違いは?
それぞれに役割があります!
- 委託会社・受託会社とは
- それぞれの役割
これから初めて投資をする方は、是非みていってください👍
「ここの内容は大丈夫!」と言う方は、飛ばして次へ進んでください!
*投資は、自己責任原則というルールがあります。
*ご自身の理解に応じて、適切な投資を行ってください。
委託会社と受託会社
委託会社
投資家の代わりに運用をする会社で、運用会社とも呼ばれます。
投資信託のファンドマネージャーは、委託会社に属しています。
実際に運用をする会社ではないので、運用についての指示を受託会社にします。
そのため受託会社や販売会社に比べて、投資信託のキーである言っても過言ではありません。
委託会社は指示だけなのね
運用について考えてくれる会社ですね
受託会社
受託会社とは、ファンドが持つ資産を管理している会社です。
販売会社(証券会社)より、投資家の資金を預かり、委託会社の指示に従って市場で取引をします。
つまり資産の保全がメインとなる仕事のため、信託銀行が該当します。
また信託銀行は、投資信託の受託以外にも、株式の保管(電子化できていない株券)なども行なっています。
受託会社は管理なんですね
それぞれに大切な役割があります!
- 販売会社…証券会社などの投資家の売買を受ける会社
- 委託会社…ファンドの運用を考え、受託会社に指示をする会社
- 受託会社…委託会社の指示を受け、投資家からの資金を管理・運用する会社
ちなみに証券会社や銀行の販売会社は、無責任にも運用については無関係です。
まとめ
- 委託会社は、運用方針を決めて、受託会社に指示する会社
- 受託会社は、委託会社の指示を受けて、資産の管理・運用する会社
上記について、理解いただけたらこの回は問題なしです!
また今回の内容は理解できていない方が多く、販売会社である証券会社や銀行の窓口に質問される方が多いです。
そのため運用の方針・投資信託内の銘柄入れ替えなどは、委託会社が作成しているレポートを参照しましょう。
もちろん投資信託のレポートは、無料で誰でも読むことができます。
またレポート以外にも運用報告書などもあります。
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